鋲ジャン
1999年 世紀末のパンクスが着たライダースジャケット
もとの雰囲気は残しつつも、長谷川独自に大幅にパターンを修正しています。
特に袖は、腕のかたちに沿って湾曲した動き易い構造にしました。
お手本にしたのは18世紀末のアビ・ア・ラ・フランセーズです。
アビの袖をライダースに取り入れました。
「胸囲」を基準にして、サイズを選ばれることをお勧めします
まずは、ご自身の胸囲にメジャーを当てて、ヌード寸法を出してみてください
胸囲のヌード寸法から「＋12～14cm」前後のサイズを選ぶのがオススメです
例えば、ヌードサイズが83cmの場合は、サイズ1または2
92cmの場合は、サイズ3または4
100cmの場合は、サイズ5または6がピッタリになります
サイズ選びで迷った時は、問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください
動画内では、女性サイズを豊富に紹介しております。
無骨でメンズライクなライダースジャケットに仕上げました。
直線を主としたシンプルな構成で形成しつつ、傾いた前身頃 / ボックス型の背面設計 / ねじれた前振りの袖など、ポイントになる部分には「男らしさ」が漂います。
パターンはシンプルなので、ご自身でデザインアレンジがし易い型紙でしょう。
着丈やポケットの形を変えるだけで大きく見た目が変わります。
あなたの理想とするライダースの「マスターパターン」としてお役に立てば幸いです。
ジャストフィットです
袖の後方には運動量となる「たるみ」が残されています。
まさに18世紀の袖そのものです。
これが着心地に直結するのです。
もし、「鋲ジャン」にするときは、パンク精神を保ちつつも落ち着いて丁寧に鋲を打ち込んでいきましょう。
金を持ったパンクスに魅力を感じますか。答えはノーです。
どんなに稼いでいても平日の夜、中央線のガード下で発泡酒片手に寝転ぶことがパンクと社会の関わり方なのです。
演者に徹し、サラリーマンを救うのです。
※同じバンドのバッチを付けた鋲ジャンに遭遇しても、決して慣れ合ってはいけません。
孤高の精神を持ってください。
利き手の袖口には、最も鋭利な鋲をつけましょう。
気の緩んだ瞬間、無意識に自らを傷つけアナーキーであることの自覚を律します。
特に口元には無慈悲に刺さるので、これをきっかけにタバコを止める方もいます。
また、小さなカウンターの汚い安酒場では、グラスに鋲がぶつかり転倒を招きます。
飲酒はやめて家に帰りましょう。
気の緩んだ瞬間、無意識に自らを傷つけアナーキーであることの自覚を律します。
特に口元には無慈悲に刺さるので、これをきっかけにタバコを止める方もいます。
また、小さなカウンターの汚い安酒場では、グラスに鋲がぶつかり転倒を招きます。
飲酒はやめて家に帰りましょう。
健康体でなければパンクスは続けられません。
衿元は首を守るための重要な部分です。
衿に鋲を付けるのではなく、鋲が衿になっている状態を目指します。
そうすれば、錯乱したパンクスが理不尽な絡み方をしてきたときや、酔いつぶれたバンドマンに馴れ々れしく肩組みをされたとき、あなたのアイデンティティーを守ってくれるはずです。
鋲ジャンにゴールはありません。
最期の瞬間まで、頭を振り続けるのです。
あなたの人生に、あなた自身が「鋲」を打ち続けるのです。
